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石龍のこだわり

大げさすぎてちょうどいいんです 今建てるお墓を後世まで

 静岡県は東海大震災がいつ起こるかわからないと、数十年前から警戒しています。その間に阪神大震災、新潟県中越沖地震、岩手・宮城内陸地震など大きな地震が起こりました。家屋はもちろんのこと、墓石の倒壊などの被害も相次いで報告されました。このような時代に耐震仕様はもちろんのこと、大切なお墓を後世まで残すためにも石龍では様々な取り組みを行っております。
 全優石(一般社団法人全優石)さまが推奨している耐震施工の他、墓石を内部から引っぱり墓石を支える手法や基礎を増強するため鉄筋を工場溶接で行うなど、全てのお墓に施しております。またお寺さまの許可さえいただければ、1m80cmの杭を墓地に打込み地盤を固めた後、施工いたします。また、建築石材(ビルの壁など)の取付け方法を墓石にも取り入れております。

墓所の確認:お寺のご住職、お施主様と現地に行って確認。

地天圧:ランマーなどを使用して十分地盤を固くします。

地堀り:最低150mmは土を掘ります。

杭打ち:地盤が悪い場所にお施主様が希望した場合行います(お寺の許可が必要になります)。

基礎の強度を増すため、鉄筋(中12mm、150mmピッチ)は溶接したものを使います。

型枠・鉄筋敷き:(杭・鉄筋が一体になるように型枠をとり、鉄筋を敷きます。)

コンクリート打ち:150mm以上できるだけ水平にコンクリートを打ちます。

根石取付:モルタルを全体に敷き石を叩いて高さを均等に調整します。

ステンレス立ち上げ:耐震施工のため450mm程度の棒です。お墓を
基礎からつなぐためです。

ステンレスを通した穴に止水セメントを流して確実に固定。

基礎・根石から出たステンレス棒を中石に差し込みます。

耐震金具を内側4箇所に取り付け
ます。

耐震金物を各コーナーに取り付けます。

耐震金物を各コーナーに取り付けボルトで締め付けます。

石塔の重量・震動に耐えるため硬化・弾性接着剤を併用します。

①②ステンレス全ネジ棒を差し込み、内部からボルトでしっかりと締め付けます。※花立、香炉は地震で落ちたり倒れたりしないよう接着剤でしっかり固定します。 ③墓誌は挟むだけでなくステンレス棒を使用してしっかりと固定します。

あなたさまの想いを刻みます レーザーでは彫れないところも

機械に入らない厚い石や数十トンの石に文字を彫る、溝の微調整が必要な石臼の彫り、これらは経験と技術がものをいう世界です。手彫りで彫る作業は熟練にしかできません。石龍では弊社熟練の職人がお客さまの文字を菊川工場で彫っております。

手書きの文字の彫り

石臼の溝調整

石塔と花立に百合の花の彫刻

「心」の手書き文字